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パソコンがプログラムで信号を送ってから、実際に音が出てくるまでの時間差。数ミリ秒の遅れが楽器演奏やミックス処理時の邪魔になるため、重要視しているミュージシャンも多い。

2つの音楽制作ソフトウェアの間で連携をとり、MIDIやオーディオデータをリアルタイムでやり取りするためのシステムのひとつ。Propellerhead社によって開発された。

逆再生のこと。オーディオ波形の位置を前後逆転させてデータを逆読みすることで逆再生となり、特殊効果を出すことができる。

実際に演奏して録音するように、演奏と同時にデータ化して記録していく方法。人の手による微妙なニュアンスがそのままデータにできる。

ステレオやサラウンドが複数の出力チャンネルを持っているのに対し、音の出力チャンネルが1つしかないものを「モノラル」という。立体感などの表現が限られる。

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演奏情報をMIDI信号に変換し、音源やパソコンに送るための機器。ミディキーボードはこの中の一種。

写真提供 Link:コルグ

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鍵盤型のMIDIコントローラーで、演奏情報をMIDI信号に変換して音源やパソコンん送ることができる。演奏するのと同様に扱えるため、より効率的に音楽制作ができる。

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機器間の情報のやり取りを仲介するインターフェイスの中でも、MIDI機器とパソコンとの間をつなぐものが「ミディ・インターフェイス」。一般のパソコンにはMIDIケーブルをつなぐ端子がないため、その変換器としてミディ・インターフェイスが必要とされたが、ミディ・インターフェイスの備わったキーボードも登場、USB接続やり取りできるようになっている。

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複数のトラックを一度に録音、再生できる機材や方法。一度に録音、再生しながら、それぞれのトラックに対して個別に録音できるのが特徴。略して「MTR」と言うことも。

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人の声や効果音を楽器音として使えるようにするための、音声圧縮技術の一種。リアルな音声をボコーダーに通すことによって、シンセサイザーにおける周波数に当てはめられ、楽器の音程に合わせて自由に演奏できる。

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パソコン上で音楽制作する際に、必要な機能をほぼ網羅したデジタル・オーディオ・プロダクション・システム。録音・再生、波形編集、ミキシング、マスタリングなどができる。プロ、アマ問わずに使用されているデファクトスタンダード。プラグインも数多く存在する。

音色を設定するMIDIイベントのこと。この設定をしていなければ、「ギターの音で作ったつもりなのに、ピアノで演奏されている」ということが起こってしまう。プログラム・チェンジでは128種類の音色を切り替えることができる。128種類以上の音色を切り替えたいときには、MIDIコントロールチェンジのバンクセレクトを組み合わせることで、「バンク○番の、○番の音」という形でさらに大量の音色切り替えを行うことも可能。

シンセサイザーやエフェクターなどの機器にあらかじめ入っている音色や設定のこと。最近では、出荷時からたくさんのプリセットの音色を持つものも。プリセットの音色や設定は自分で作り替えることもできる。プリセットの音色を曲に合わせて編集、という使い方もおすすめ。

VSTやRTASなど、母体となるソフトウェアへ機能を追加するためのファイルのこと。プラグインを使うことで、操作できる範囲が広げられる。

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画面上でなく、ツマミやボタン、フェーダーなど実際に触って動かすコントローラー。複数のフェーダーを同時に動かすことができるので、より感覚的にミキシング作業ができる。

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「Virtual Studio Technology」の略で、その名の通り、コンピュータ上で架空のスタジオを実現してしまう技術を意味する。これまで外部の音源やシンセ、エフェクターなどの機器を組み合わせて作っていた制作環境が、VSTによって、コンピュータのディスプレイに表示されるソフト上で完結できるようになった。

音の長さはそのままに、音程を上げ下げすることができる編集機能。反対に、音程をそのままに、音の長さを変えることをタイム・ストレッチと呼ぶ。

リアルな楽器音や音声をコンピュータで使えるようにするために、アナログからデジタル信号に変換する技術のひとつ。「Pulse Code Modulation」の略で、「パルス符号変調」という意味。

演奏情報の信号のレベルで最も高い瞬間のこと。ピーク・インディケーターやピーク・メーターで視覚的に確認することができる。必ずしも耳で聴こえる音量と一致しない。ピークが、機器の扱える範囲を超えると大きなノイズとなる。

記録された演奏情報を視覚化したもの。音の長さや音程はもちろん、ベロシティ(強弱)やピッチ・ベンド(音程のなめらかな変化)などを同時に見ることができる。かつて、オルガン式オルゴールや自動ピアノの演奏情報を記録していたロール紙に似ていることに由来する。

MIDIのコントロールチェンジのひとつ。音源やシンセサイザーの音色のバンクを切り替えるためのMIDIデータ。プログラムチェンジだけだと128種類の音色切り替えしかできないが、バンクセレクトを組み合わせることで、さらに大量の音色切り替えができる。

制作した音声をmp3やwavなどのデータで書き出すこと。完成した曲だけでなく、ミックスしたりエフェクトしたトラックを制作の途中で書き出すこともある。

楽譜の作成を目的としたソフトウェア。MIDIの入出力ができることも多く、シーケンサーの代用として使われることも。

音程を保ったまま全体の音の高さを変えるチューニング機能。移調とも言う。代表的なものには、カラオケのキーコントロールがある。

いくつも音を重ねて曲を作る場合、ひとつずつを別々に録音して足していくことになる。このとき、一度に録音できるそれぞれのパートのことをトラックと言う。

「デスクトップミュージック」の略。パソコンとデジタル楽器とを接続して音楽制作、演奏する音楽、またはその制作システム。音楽制作そのものを指すことも。

「Digital Audio Workstation」の略。楽器やマイクを使ってのトラック作成から、エフェクト、ミキシングを使っての編集に、マスタリング、ミックスダウンの最終工程まで、デジタルで音楽を作る際に必要な一連の作業ができるように構成されたシステム。

動画などを倍速再生をすると音が高くなるように、単純に音の長さを変えてしまうと、音程も変わってしまうのが常。逆も然り。タイム・ストレッチを使って編集すれば音程はそのままに、音の長さを縮めたり伸ばしたりすることができる。反対に、音の長さをそのままに、音程を変えることをタイム・ストレッチと呼ぶ。

楽器を実際に演奏するのではなく、打ち込みでコンピュータのテンキーなどを使って音符をひとつずつ入力していく方法。発音のズレがなく、しかも実際に演奏するのが難しいフレーズでも正確に、スピーディーに作ることができる。

他のソフトウェアや機器に依存せず、単体で動作、起動すること。DTM用語では、ソフトシンセなどでよく使われ、プラグインとしてDAWソフト内で使用するのではなく、アプリケーションとして単体で使うことができるソフトウェアを言う。ソフトシンセならパソコンが楽器として機能することになる。

演奏情報は、デジタル楽器の演奏や打ち込みによって記録され、そこからさらにシンセサイザーや音源モジュールに送信されて自動的に再生される。その中間にいて、音程や音の長さ、音量、音色などを記録し、思った通りに演奏できるよう編集、制御できる装置、またはソフトウェアをシーケンサーという。

「音」は波のような波形の線で表されるが、そのギザギザの波を細かい点の集まりと考えたとき、どれだけ細かく分割してそれを数値化するか、がサンプリングレートになる。音をデジタルで管理するのは、その時間ごとの数値を管理することに他ならない。細かければ細かいほど、正確に波形をデジタルで記録、再現できるが、リアルタイムに扱うデータの量は多くなる。

日常生活や身のまわりにある、たとえば声や物音などを音階演奏できるようにデジタル録音して音の素材にすること。

サンプラー<Sampler>

人の声や物音などのリアルな音を機材の外部音としてデジタル録音し、音階演奏する楽器。記録した音の一部分を再生させたり、繰り返し再生(ループ)させるなど、音自体を変形・編集できるものも。

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直訳すると「取り囲まれる」。つまりサラウンドは、よりリアルに、立体的に音声を再生しようという考え方。複数のスピーカーを使って立体的に再生するシステムをサラウンド・システムという。

マウス操作の用語として使われる以外に、メトロノーム音を指す。

実際に人の手で演奏したもの(リアルタイム入力)だと、発音のタイミングがズレが生まれることがある。そのズレを修正するシーケンサー機能を「クォンタイズ」という。一定のタイミングにそろえられる他、多機能なものになれば、たとえば好きなミュージシャンのノリを定義して、そのタイミングに合わせられるものも。

「オーバダビング」の略。MTRなどを使って、最初に録音した音の上に重ねて別の演奏を録音すること。

デジタル機器に録音した音データのこと。特に、MIDIには置き換えられない実際の音声を録音したものをデジタル変換したものを指す。形式はwaveやmp3、aiffなど。

機器間の情報のやり取りを仲介するインターフェイスの中でも、オーディオ機器や楽器とパソコンとの間をつなぐものを「オーディオ・インターフェイス」と言う。アナログの音声をデジタルに、デジタル信号をアナログに変換でき、音のクオリティを保つことができる。オーディオ入力端子があらかじめ装備されている機器もあるが、不要なノイズを避けるためにもオーディオ・インターフェイスの使用がおすすめ。

デジタルで音声データを扱うための圧縮技術のひとつ。MP3を使うことで、音楽CD並みの音質を保ったまま、容量を約10分の1程度に圧縮できる。「MPEG-1 Audio Layer-3」の略。ファイルフォーマットの拡張子は「.mp3」。

「Audio Unit」「Audio Units」の略。Mac OS Xに直接サポートされている音声信号処理のオーディオプラグイン規格。

主にMacintoshで使用されるサウンドファイルフォーマット。拡張子は「.aif」「.aiff」。

実際に楽器を演奏するのではなく、演奏情報をコンピュータに入力して作曲、アレンジすること。また、その音楽の種類そのもの。人の手で演奏するには難しいフレーズやリズムも、正確に演奏することができる。

(1)直訳では「波」。空気の振動である音を目に見える形に置き換えると波状になることから、音色を表す波形を指す。 (2)主にWindowsで使用されるサウンドファイルフォーマット。拡張子は「.wave」「.wav」。

コンピュータと楽器など異なる機器の間には、信号の種類や接続端子の形状が異なる場合が多くある。「インターフェイス」とは、その間に立って、演奏情報やMIDIイベントの仲介をする機器を指す。お互いの言語に合わせて情報のやり取りを助ける通訳のような感じ。「オーディオインターフェイス」「MIDIインターフェイス」「オーディオMIDIインターフェイス」等がある。

直訳すると「内部の時計」。つまり、機器が内部に持つ時間管理信号で動作させる設定。いくつかの機器を一度に動かすとき、どれかひとつを基準(マスター)として、他の機器を従わせる必要がある。このとき、インターナル・クロックに設定する。逆に、他の機器の時間に従って動作させるときには「エクスターナルクロック」に設定する。

初期化のこと。

「Real-Time Audio Suite」の略。ProTool用のプラグイン規格で、文字通り、Audio Suiteのリアルタイムバージョン。実際に音源を聴きながら、パラメータを調節できる。

「Audio Striam In/Out」を略して「ASIO(アジオ)」。ドイツのSteinberg社が開発したオーディオ・ドライバーのひとつで、パソコンとオーディオ機器を連携させるための規格。テンポやキーが違うループやフレーズが自動的に合わせられる。これによって、複数の音データ(オーディオ・インターフェイス)を効率よくコントロールでき、マルチトラック録音が可能に。高音質でレイテンシーが低いのも特長。

どのキーやコントローラーでどんな音を出すか、どういう操作をするか、などの指示を割り当てること。割り当てられる指示は、それぞれの鍵盤のオン/オフやコントロールチェンジ情報などのMIDI情報で、これによって、音源側の音色やセッティング、パラメータの値を変化させ、効率よく音源を使うことができる。

用語一覧

エンジョイオリジナルミュージック レクチャー篇ムービー

STEP.01 素材の収集

STEP.02 リズムのプログラミング

STEP.03 メロディのプログラミング

STEP.04 構成を考える

STEP.05 仕上げ